Node学園祭2017でコミュニティ運営についてLTした話
Node学園祭 2017の1日目に、Lightning Talkをしてきました。
せっかくなので簡単に内容をまとめておきたいと思います。なお発表資料は記事の最後に掲載しています。
なぜか1日目の大トリに。古川さんに「期待してます!」と煽られる。
Node女学園というコミュニティ
Node女学園という、Node学園から派生した女性向けコミュニティを運営しています。
立ち上げ当初(2017年2月?)、私自身もNode.js初心者だったので「初心者向け」と銘打って開催していました。
写真のとおりすっごくたくさんの人がきてくれました!
人が多い+期待に応える=よいコミュニティ?
当初たくさん聞いた声は、「初心者向けコミュニティがなかったので嬉しいです」ということ。
私も一緒に勉強する仲間が欲しかったので、すごく嬉しかったです。
開催回を重ねるごとに、参加者の学習レベルって上がっていくイメージを持っていました。
でも毎回新しくきてくれる人がいたり、レベルの高い人が参加してくれたりと、実際の参加者レベルはこんな感じです。
※誰しも始めるときは初心者であり、それが良し/悪しであるという話ではありません。
誰のためのコミュニティかということ
誰かの期待に応えるために、Node女学園は「初心者向けコミュニティ」であり続けるべきか?ということを考えてみました。
つまり「コミュニティは誰のものか?」ということです。
これについて1つの答えを出してみました。
私が運営しているNode女学園というコミュニティは「私のもの」です。
初心者向けと銘打つときに必ずレベルの分岐があります。
・新規できてくれる初学者 ・継続してきてくれる参加者
全てのニーズに応えようとするとレベル差に不満が生じたり、開催モチベーションが下がったりすることは否めないと思います。
そこで、コミュニティの行動指針を「私」ということにしてみるという意味です。
そこには「期待に応える」とか、「人数をたくさん集める」という目標は入ってこないな、ということになりました。
次の入門者のために
とはいえ次に入ってくる初心者はおざなりにするというわけではなく、
初心者が中級者になっていった資料やログをできる限り残していきたいなと思っています。
「コミュニティが合わないなあ」と感じたら
コミュニティのレベルが高い/低い、なかなか開催されない、もっとこうしてほしい、
そんなことを感じたら、ぜひ新しいコミュ二ティを立ち上げてみてください。
ありがたいことに会場を貸してくれる会社や講師を引き受けてくれる方も多いので、難しいことではありません。
コミュニティのハードルがもっと下がればいいなと願っております。
すごくうれしい
たくさん感想をもらってすごく嬉しかったのでスクショで保存しました。
もう少しマシなやり方があったかもと思っています。